団体紹介

石見神楽保存会久城社中
 久城社中の歴史は古く、今から約160年前にさかのぼります。古老の言い伝えによれば最初は江戸時代末期頃神官達が舞っていた神楽を明治維新の頃より土地処の農民たちが引き継いで以来、いくつもの変遷を経ながら現在に至っているといいます。市内にも多くの神楽団体がありますが、久城社中は、この160年間、久城地方に根ざした神楽として、代表者も歴代、久城地域に住み地域の中の久城社中であり続けています。また、久城社中独特の楽のテンポや舞い方を、変えることなく守り続けてきました。演目の中で、久城にだけ語り継がれてきた「双剣」や、面数点が、市の文化財指定を受けています。
 1975年、当時の久城社中代表者吉村律夫の声掛けにより市内9団体と協力して、益田では始めて神楽の競演大会を開催し、「歳末たすけあい石見神楽競演大会」として、今年で30回を迎えます。また、現在の神楽団体益田市石見神楽神和会の前進益田市石見神楽互助会の設立に貢献し、石見神楽を広めるため皆と一緒になって努力を重ね、現在に至っております。久城社中は1998年、当時の石西県民文化会館に於いて、地元の方々に日頃お世話になっている感謝とお礼に、創設150周年記念講演を開き、地元の方々は元より、益田市内の方々にも喜んでいただきました。地元の子どもたちの健全育成や石見神楽の伝承のため、地元の小学校に神楽の指導に出かけ、微力ながら地域社会に貢献できるよう活動をしています。石見神楽が益田の郷土芸能として、地元に一層定着し地域発展のお手伝いができることが、神楽を伝承し続ける私たちの喜びとなっています。