益田川河口の東に位置する櫛代賀姫神社は歴史が古く、延長5(927)年に編纂された「延喜式神名帳」に櫛代賀姫命神社と見える。
所蔵する僧形神坐像(島根県立古代出雲歴史博物館寄託)は、平安時代の神像で、制作年代は11世紀に遡る可能性があり、島根県の神像彫刻の古いものとして、その代表的存在に位置づけられている。 現在の本殿は江戸時代のものだが、一部に、天正12(1584)年に益田氏が再建した時の部材が使われている。また、針拾い、角力、獅子舞という民俗学的に注目される3つの神事を伝えている。 さらに、境内からは、益田平野を見渡すことができる。
※社務所は祭事の際のみ開きます。
観光スポット案内
所在地 | 益田市久城町963 |
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連絡先 | 0856-22-1634 |
駐車場 | 有 |
トイレ | 有り |
御朱印 | 有り |
Wifi環境 | 有りません。 |
備考欄 | 国登録文化財 |