石見神楽

神楽とは

石見神楽

日本の神事において神に奉納するための歌舞です。かぐらの語源は「神座(かむくら)」とされており、神が降臨するといわれる場所・神座は、神々を招き、舞踊的要素を伴った鎮魂行事を行う場所とされています。
神楽の歴史は、日本神話の「天岩戸(あまのいわと)伝説」にまでさかのぼり、岩戸にお隠れになった天照大御神(あまてらすおおみかみ)を誘い出すために、天鈿女命(あまのうずめ)が岩戸の前で舞った踊りが起源だといわれています。
江戸時代までは神事として神職が演舞していましたが、明治時代に出された神職演舞禁止令により、 神官から土地の人々に歌舞の技術は受け継がれていきました。

石見神楽とは?

  • 石見神楽とは
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  • 石見神楽とは

島根県西部の石見地域で演じられる神楽のことです。
その由来は古く、平安末期から室町時代に石見一円で、 農耕神的なものとして村々に祀られる集落の神「大元神」を信仰した田楽系の行事が原型と言われています。
江戸時代には出雲佐陀神楽が、歌舞伎や能の所作と融合させた神話劇の神能を演ずるようになり、その佐陀神能が爆発的に石見に波及され演劇化されていきました。
明治の法律改正により、その土地の人々が神楽を演舞するようになると、リズムは旧来型の六調子の他に、活発な石見人の気性そのままに勇壮な八調子とよばれるテンポになるなど、改革も活発化し、現在は古事記や日本書紀を原典とするものなど演目も30数種にのぼり、スケールも大きくなっています。 「神事」でありながらも「演芸」的要素が濃く、ストーリーも明解。 舞もお囃子も激しく、胸のすくような爽快さと勇壮さがあるのが特長です。

石見神楽

石見神楽

石見の夜神楽 特別公演≪映像配信≫ 2020.8月

2020年4月より新型コロナウイルス感染拡大防止のため、毎週土曜日に開催されていた石見の夜神楽は中止しておりました。
その後、8月までの中止が決定となり今年は年末まで、石見の夜神楽をお届けすることが出来なくなりました。
そこで、いつも楽しみにしていただいている皆さまに向けて≪特別公演≫として、このために新たに撮り下ろした映像をYou Tubeにて配信いたします。配信は4演目+英語版1演目、8月7日より毎週土曜19:30~から順次配信致します。
ぜひご家族揃って、お家で石見神楽をお楽しみください。

『鐘馗(日本語Ver./ English Ver.)』丸茂神楽社中 (8/8(土),9/5(土)19:30より配信)

               

   ≪日本語Ver.≫                       ≪English Ver.≫

【あらすじ】むかし唐の玄宗皇帝が病の床に付いていた。この時、夢の中に一人の神が現れ鬼を退治した。皇帝が夢からさめると急に病が癒えたので、画人を呼んでその神の像を描かせた。長く豊かな髭を蓄え、中国の官人の衣装を着て剣を持ち、大きな眼で何かを睨めつけている姿は「鍾馗」であると明らかになった。この故事により中国では疫神を退け魔を除くと信じられている神である。

『塵輪』種神楽保存会 (8/15(土)19:30より配信)

 

【あらすじ】塵輪とは鬼の名前。身に翼があって、自由自在に飛び行く大悪鬼が、何万という兵を連れて、全国の人々を殺しまわるので、時の天皇、14代の帝、仲哀天皇は、弓矢の名手高麻呂をはじめとする兵を従え、自ら天の鹿児弓、天の羽矢の威徳を持って、この大悪鬼を退治する。 石見神楽の代表的な鬼舞で、二神二鬼の4人組の激闘となっており、その立ち合いの凄さが見どころ。

『天神』道川神楽社中 (8/22(土)19:30より配信)

 

【あらすじ】 菅原道真は光孝、宇多、醍醐天皇と三代の帝に仕え、時の権力者である左大臣藤原時平と並んで右大臣となった。道真は非常に帝に信頼が厚く数々の恩恵を受け、しかしこれを妬んだ時平の讒言により、筑紫大宰府に左遷されてしまう。自らの忠誠心と無実の罪を天帝に訴え、雷神となった道真の怨霊は、随身である柝雷と共に京へ戻り時平を征伐する。道真の死後京にはしばしば天災が起こり雷鳴が轟き、道真の左遷に関わった時平をはじめ一族が次々に亡くなった。人々は雷を天の怒り、雷鳴と共に降った雨を天の恵みと考え、道真を天神として祀り、道真の威徳を神楽として奉納するようになった。

『国受け』石見神楽上吉田保存会 (8/29(土)19:30より配信)

 

【あらすじ】 経津主命、武甕槌命が、大国主命に出雲の国を譲るよう迫る。大国主命は、二人の御子に承諾を得るようにと言い、第一子の事代主命は承諾するが、第二子の建御名方命は承諾せず、経津主命に力比べを挑み、結局敗れ降参し国土を献上することになる。

ここで鑑賞

  • ◇観光神楽(令和2年上期(4~8月)中止)

    公演スケジュールはこちら

  • ◇奉納神楽

    本来の神楽スタイルである奉納神楽は、神社などで神様に奉納する舞で、10~11月にもっとも多く行われます。

    地元のお祭りとしても地域に愛されていますので、地域の人の雰囲気や交流を楽しむのもいいです。         観覧する際は、本殿に参拝して神様にご挨拶することもお忘れなく。     予定は神楽スケジュールに更新しますのでお楽しみに!神楽

  • ◇出張神楽

    ※15名以上の団体様は、宴会で神楽を堪能できます。(2万円)