小丸山古墳は益田平野を一望できる丘陵上に位置します。墳丘の全長は約52メートル、後円部の高さは7.3メートルの前方後円墳です。古墳の周囲に周溝と外堤を備えているのが特徴で、このような形態のものは石見で唯一です。出土遺物から、6世紀初頭に築造されたことがわかっています。
副葬品として、鏡や刀、馬具など発見され、中でも鈴杏葉(すずぎょうよう)は中国地方唯一の出土です。ほかにも、継体大王(天皇)とつながりが指摘される刀の装飾品などもあり、貴重な品物の数々が納められていました。
隣接する大喜庵や雪舟の郷記念館と共に、「雪舟山水郷」として整備されています。
観光スポット案内
所在地 | 益田市乙吉町 |
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アクセス情報 | 車:益田駅より8分 |
駐車場 | 駐車場有り |
トイレ | 有り |