四塚山古墳群は、日本海まで一望できる丘陵の一角に作られた古墳群です。地元では昔から4基の塚があったことから四塚山と呼ばれていました。昭和47年(1972)、団地造成中に前期古墳を象徴する中国製の鏡・三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)が出土しました。四塚山古墳群から出土したこの三角縁神獣鏡には、同じ鋳型で作られた鏡(同笵鏡)が全国に10面存在していることが知られており、それら各地で出土した古墳の年代から、古墳時代前期中頃(4世紀前半)に造られたと考えられます。
※三角縁神獣鏡が出土した古墳は消滅しています。
画像は出土した三角縁神獣鏡(市教委蔵)・所在地 島根県益田市下本郷町
観光スポット案内
所在地 | 益田市下本郷町四塚山 |
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アクセス情報 | 車:益田駅より8分 |
駐車場 | 駐車場なし |
トイレ | 無し |