1420-1502年、現在の岡山県総社市に生まれた室町時代の禅僧で画僧です。幼い時、寺での修行中に絵を描いて和尚さんに怒られ柱に縛られましたが、その涙で足を使いねずみの絵を描いたところ大層上手に描けており、和尚さんが驚いて雪舟が絵を描くことを許したという逸話は有名です。その後、中国に渡り本場の水墨画を学んで日本に帰ってからは、日本全国に旅をしながら各地で作品を遺しています。益田では「益田兼堯像図」「山水図」「花鳥図屏風」を描き、現在の萬福寺と医光寺に山水庭を築きました。
晩年は益田を再訪し、山寺東光寺に入山。画の制作に励みながらこの地で生涯を終えました。
1955年国連教育科学文化機関(UNESCO)の国際会議において、雪舟は世界十大文化人に東洋人としてただ一人選ばれました。
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